へたれユーザー璃姫のマビ記録、他のゲームもチョイチョイと
〓 Admin 〓
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アルビダンジョンへと続く道、そこに生息する褐色キツネ。
ゲームを始めた当初、私の相手を務めたのは、奴らでした。
スマッシュ、ディフェンス、カウンター。
それぞれ習得はしていても、どのように実戦で使えばいいのか分からなかったあの頃。
指導してくれる人がいるわけでもなく、NPCの説明だけで分かるほどに器用でもなく。
となると、自動戦闘でひたすら殴り、殴られるの連続。
アップデート後のように、最初から高性能な武器を貸与してくれるようなシステムでもなかったから、ステータスもまっさらに等しい状態での素手の攻撃力で、倒しきれずに何度も何度も攻撃を食らう。
スキルを使いこなせる人なら、おそらくはもう、灰色オオカミやダンジョンなどで、十分稼げるレベルであったでしょうが、そんな戦い方をする私が、それでも生き残れる相手は、褐色キツネぐらいしかいなかったので。
傍から見ると、限りなくヘタクソがいると見えたに違いないでしょう。
それでも私は楽しかった。
日中はバイトをし、夜になると褐色キツネと戯れに行く。
Expはたいしたことはなかったけれど、ドロップするアイテムを、こまめに拾っていくのが楽しかった。
小さい玉を緑の玉、青い玉、赤い玉へと、わくわくしながら交換していった。
玉が売れるなんて知らないから、まともに銀の玉5個まで集めて、すごい達成感に浸っていた。
いっぱい落とす矢を、いちいち銀行に保管して、この色の矢はきれいだのなんの思いつつ、すぐに銀行がいっぱいになり、売ればいいのに、どうしようなどと悩んだりしたものだった。
エンチャントなんて効果自体を知らず、ましてや燃やせば経験になるなんて知らなかったから、エンチャつきのバンダナなど、普通にNPCに売り払っていた。
(まあ、知っていたとしてもキャンプファイアスキルを習得するための「灰色オオカミを時間以内に倒す」なんて、芸当が出来なかったから、火を起こすこと自体出来なかっただろうが)
勿論、戦う一番の収穫は魔符だった。
―― あと1枚あれば、換金できる
―― そうしたら、ポポスカートの型紙がまた買えるな。
―― いや、もうちょっと頑張ってコレスヒーラーの型紙にしようか
―― いっそ、大きな金貨入れなんてものを買ってみようか
そんな、つつましやかな未来像に、想像を逞しくしていた。
ダンカンが売っているのを知らず、わざわざトゥガルドアイルまでクエストを買いに走っていたというのも、なかなかアホな話である。
そして、ギルドに入り、すぐにというわけじゃなかったけれど、一緒に遊んでくれる知己にも巡り会えた。
死んでアタリマエってな宣言のもと、ダンジョンにも何人かで遊びに行った。
他愛のない会話で長い時間をすごしたこともある。
行きずりの人に、助け起こしてもらったことも何度かある。
もうキツネとは遊ばなくなったけど、そういった交々のことを経て、今の楽しいと思えるゲームの生活がここにある。
先日、PCを借りがてら、一緒に遊ぼうとはじめさせた友人。
マビ、削除してしまいました、IDごと。
出会うとすればオートな人たち、頻発するラグ、そしてのっけからの騒ぎ。
理由は挙げればキリがなかったようですが、なんにせよ、すべてがマイナスの印象にしかなりえなかったようです。
始めた時期が悪かったとか、たまたま巡り会わせが良くなかったとか、そんなのは言い訳にもならない。
いくらこんな楽しいことがあるんだとか、こういういい人がいるんだとか言っても、フォローにはならない。
すべてがマビの事実の一面であるから。
だから、私には彼を引き止める要素も、再度、薦める要素も持ち得ない。
全部が楽しいことばかりだったといえば、それはまったく違うけど、それでもマビを楽しいと思うのは、私の主観であり、私の築いてきた価値観であるから。
もう少し、言いようがあるんだろうけど。
なんか、うまいこといえないな。
彼と一緒に遊べないのが悲しいとか、自分の楽しいと思うことを理解してもらえないのが嫌だとか、そういうのでは全くなくて。
どういうのかな、どことなく切ないね。
ゲームを始めた当初、私の相手を務めたのは、奴らでした。
スマッシュ、ディフェンス、カウンター。
それぞれ習得はしていても、どのように実戦で使えばいいのか分からなかったあの頃。
指導してくれる人がいるわけでもなく、NPCの説明だけで分かるほどに器用でもなく。
となると、自動戦闘でひたすら殴り、殴られるの連続。
アップデート後のように、最初から高性能な武器を貸与してくれるようなシステムでもなかったから、ステータスもまっさらに等しい状態での素手の攻撃力で、倒しきれずに何度も何度も攻撃を食らう。
スキルを使いこなせる人なら、おそらくはもう、灰色オオカミやダンジョンなどで、十分稼げるレベルであったでしょうが、そんな戦い方をする私が、それでも生き残れる相手は、褐色キツネぐらいしかいなかったので。
傍から見ると、限りなくヘタクソがいると見えたに違いないでしょう。
それでも私は楽しかった。
日中はバイトをし、夜になると褐色キツネと戯れに行く。
Expはたいしたことはなかったけれど、ドロップするアイテムを、こまめに拾っていくのが楽しかった。
小さい玉を緑の玉、青い玉、赤い玉へと、わくわくしながら交換していった。
玉が売れるなんて知らないから、まともに銀の玉5個まで集めて、すごい達成感に浸っていた。
いっぱい落とす矢を、いちいち銀行に保管して、この色の矢はきれいだのなんの思いつつ、すぐに銀行がいっぱいになり、売ればいいのに、どうしようなどと悩んだりしたものだった。
エンチャントなんて効果自体を知らず、ましてや燃やせば経験になるなんて知らなかったから、エンチャつきのバンダナなど、普通にNPCに売り払っていた。
(まあ、知っていたとしてもキャンプファイアスキルを習得するための「灰色オオカミを時間以内に倒す」なんて、芸当が出来なかったから、火を起こすこと自体出来なかっただろうが)
勿論、戦う一番の収穫は魔符だった。
―― あと1枚あれば、換金できる
―― そうしたら、ポポスカートの型紙がまた買えるな。
―― いや、もうちょっと頑張ってコレスヒーラーの型紙にしようか
―― いっそ、大きな金貨入れなんてものを買ってみようか
そんな、つつましやかな未来像に、想像を逞しくしていた。
ダンカンが売っているのを知らず、わざわざトゥガルドアイルまでクエストを買いに走っていたというのも、なかなかアホな話である。
そして、ギルドに入り、すぐにというわけじゃなかったけれど、一緒に遊んでくれる知己にも巡り会えた。
死んでアタリマエってな宣言のもと、ダンジョンにも何人かで遊びに行った。
他愛のない会話で長い時間をすごしたこともある。
行きずりの人に、助け起こしてもらったことも何度かある。
もうキツネとは遊ばなくなったけど、そういった交々のことを経て、今の楽しいと思えるゲームの生活がここにある。
先日、PCを借りがてら、一緒に遊ぼうとはじめさせた友人。
マビ、削除してしまいました、IDごと。
出会うとすればオートな人たち、頻発するラグ、そしてのっけからの騒ぎ。
理由は挙げればキリがなかったようですが、なんにせよ、すべてがマイナスの印象にしかなりえなかったようです。
始めた時期が悪かったとか、たまたま巡り会わせが良くなかったとか、そんなのは言い訳にもならない。
いくらこんな楽しいことがあるんだとか、こういういい人がいるんだとか言っても、フォローにはならない。
すべてがマビの事実の一面であるから。
だから、私には彼を引き止める要素も、再度、薦める要素も持ち得ない。
全部が楽しいことばかりだったといえば、それはまったく違うけど、それでもマビを楽しいと思うのは、私の主観であり、私の築いてきた価値観であるから。
もう少し、言いようがあるんだろうけど。
なんか、うまいこといえないな。
彼と一緒に遊べないのが悲しいとか、自分の楽しいと思うことを理解してもらえないのが嫌だとか、そういうのでは全くなくて。
どういうのかな、どことなく切ないね。
PR
この記事にコメントする
無題
今の状況は正直酷い。
しかし何故私たちはこれらに講義し決してやめようとはしないのか?
答えは簡単そこに仲間がそして貴方がいるから・・・
俺にはこーゆーことうだうだ考えるのは似合いませんよ(*´ェ`*)
さぁ今日もバカやってこっと♪
しかし何故私たちはこれらに講義し決してやめようとはしないのか?
答えは簡単そこに仲間がそして貴方がいるから・・・
俺にはこーゆーことうだうだ考えるのは似合いませんよ(*´ェ`*)
さぁ今日もバカやってこっと♪
無題
結局はみんなマビノギが好きで、今まで通り(以上?)楽しく快適にプレイしたいから修正告知がされないことに不安を感じてるんでしょうね。
しかしあちらも一つの企業、課金という形でお金を取っているのですから、きっと尽力してくれているはずです。
問題は、その原因と成り得そうなキツネ狩りの方々(BOTって呼ばれてるんだね)。
重くなる原因に、サーバーへの不正介入といったものがあるらしいです(詳しくは知りませんがっ)。
現時点で上に述べたような行為を行う方のみを制限するといった良い解決策が見つかっていないのでしょう。
一時的にそういったキャラのアカウントを消すくらいしか今はできていないみたいですしね。
そういった楽しんでいるプレイヤーを妨げるような心無い人たちが居なくならないことには(減っていかないことには)何も解決しないのでしょうね…。
長文スミマセンでしたorz
しかしあちらも一つの企業、課金という形でお金を取っているのですから、きっと尽力してくれているはずです。
問題は、その原因と成り得そうなキツネ狩りの方々(BOTって呼ばれてるんだね)。
重くなる原因に、サーバーへの不正介入といったものがあるらしいです(詳しくは知りませんがっ)。
現時点で上に述べたような行為を行う方のみを制限するといった良い解決策が見つかっていないのでしょう。
一時的にそういったキャラのアカウントを消すくらいしか今はできていないみたいですしね。
そういった楽しんでいるプレイヤーを妨げるような心無い人たちが居なくならないことには(減っていかないことには)何も解決しないのでしょうね…。
長文スミマセンでしたorz
profile
recent entries
- 走る姿のおちゃめな彼の人 (04/20)
- ただし多分着ることはない (03/13)
- ファミレスだったら歓迎です (03/02)
- 【シナリオ】御酒図鑑 テスト版 (02/25)
- ヒキコモリ、舞台に立つ (02/23)
archive
recent comments
- その鍋に放り込むは
⇒なちゅり (08/22) - あれは海チョコボだったのか
⇒タカハ (07/17) - それは悪魔のささやきだった
⇒タカハ (05/16) - なんでも食べるよ「二足の竜の島」
⇒璃姫 (01/28) - うちの子語り
⇒璃姫 (01/28)